不整脈の診断と治療
当院では心房細動、心房粗動、発作性上室性頻拍症、心室性期外収縮、心室頻拍、Brugada症候群、QT延長症候群などの診断・内服治療・管理が可能です。
不整脈の診断では、12誘導心電図、ホルター心電図(24時間心電図)を行い、専門医が解析をして的確に診断をします。当院のホルター心電図はシャワー浴も可能な防水の小型端末であり、患者さんから大変好評をいただいております。平日にご都合がつきにくい患者さんの場合には、土曜日に装着、日曜日に返却などの週末のホルター心電図検査も対応可能となっております。
ホルター心電図でもとらえることができない不整脈の患者さんには、動悸発作時に心電図を記録することができる携帯型心電計の貸し出しをしています。
不整脈の診断では、12誘導心電図、ホルター心電図(24時間心電図)を行い、専門医が解析をして的確に診断をします。当院のホルター心電図はシャワー浴も可能な防水の小型端末であり、患者さんから大変好評をいただいております。平日にご都合がつきにくい患者さんの場合には、土曜日に装着、日曜日に返却などの週末のホルター心電図検査も対応可能となっております。
ホルター心電図でもとらえることができない不整脈の患者さんには、動悸発作時に心電図を記録することができる携帯型心電計の貸し出しをしています。
不整脈の治療には、薬物治療と非薬物治療(カテーテル治療、ペースメーカー治療)があり、患者さんにしっかりと病状説明をした上で、治療の選択肢をすべて提示し、方針を決定していきます。不整脈の非薬物治療(カテーテル治療、ペースメーカー治療)が必要な患者さんは、近隣の総合病院や大学病院にご紹介させて頂きます。非薬物治療後の管理は当院にて可能です。
心房細動
■心房細動ってどんな病気?
心房細動は、心房の電気興奮が乱れてしまった結果、脈が不規則となる不整脈です。高年齢、高血圧、虚血性心疾患、弁膜症、心不全、睡眠時無呼吸症候群などが心房細動発症の危険因子と報告されています。心房細動が続くと心房内に血栓が形成されることがあり、その血栓が血流にのって脳動脈を閉塞すると脳梗塞を引き起こしてしまいます。心房細動を原因とする脳梗塞は、発症すると症状が重く、寝たきり・要介護となってしまう事があります。また、心房細動が原因で心不全を発症することもあり、心房細動に対する適切な治療が必要です。
■心房細動の治療
心房細動の治療では、脳梗塞の予防をすることが第一であり、血液を固まりにくくする抗凝固療法(ワーファリン、プラザキサ、イグザレルト、エリキュース、リクシアナなど)の適応をまず初めに判断する必要があります。
また、心房細動の発作を抑制する治療として、抗不整脈薬の内服もしくはカテーテルアブレーションがあります。
また、心房細動の発作を抑制する治療として、抗不整脈薬の内服もしくはカテーテルアブレーションがあります。
■心房細動のカテーテルアブレーションについて
心房細動は、心臓の左心房につながっている4本の肺静脈という血管から異常な電気興奮が発生することで起こります。 カテーテルアブレーションは、左心房と肺静脈の境界部分をカテーテルで焼灼し、肺静脈から発生する電気興奮を心房に伝わらなくする治療(肺静脈隔離術)です。内服薬での抑制が困難で、動悸症状がある心房細動は、カテーテルアブレーションの良い適応です。
心室性期外収縮
心室性期外収縮は、健康診断の心電図で指摘されることも多く、よくご相談をうける不整脈です。精密検査では、ホルター心電図と心臓エコー検査などを実施します。ホルター心電図では1日に心室性期外収縮がどれくらい出現しているか、連発があるか、動悸症状に一致して出現しているかなどを評価し、治療方針を決定します。治療方針としては、経過観察、内服治療、カテーテルアブレーションの三つの選択肢があります。動悸症状が強く、ホルター心電図で1日に1万発以上の心室性期外収縮を認める場合にはカテーテルアブレーションの良い適応となります。
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