心臓リハビリテーション

心臓リハビリテーションとは、今までに心臓病(※1)をわずらった患者さんのための運動療法を中心とした治療です。

心臓リハビリテーションでは主に3つの効果が期待できます。
心臓病の再発予防

適切な心臓リハビリテーションを行うと再発率を約30%減らします。

寝たきり予防

“歩ける”って大切ですよね。足・腰など体幹筋を中心に行います。

認知症予防

運動自体にアルツハイマー病などの予防効果があります。

(※1)急性心筋梗塞、狭心症、開心術後、大動脈解離、解離性大動脈瘤、大血管術後
慢性心不全であって、左室駆出率40%以下、またはヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP) 80pg/mL以上、または最高酸素摂取量が基準値の80%以下
間歇性跛行のある末梢動脈閉塞性疾患

運動療法の危険性について

残念ながら運動によって、心臓病の発症・再発、転倒、ケガなどが生じることがあります。多くの場合は“やり過ぎ”によるものです。お体、病気のことを考えて運動しようとされる患者さんは熱心な方が多く、運動し過ぎてしまうケースがよくあります。専門スタッフの指導の下、適切な運動を行った場合の事故発生率は1/6万患者・時間(1人の患者さんが1回1時間の運動療法を行う場合、6万回に1件)だけです。愛北ハートクリニックでは、心臓病の種類・程度、膝・腰などの状態に配慮した、あなたのための専用プログラム、専門スタッフによる適切な運動指導を行います。

新型コロナウィルス感染症拡大防止策について

  • 対策.1

    心臓リハビリテーション(心リハ)室には換気機能付き天カセエアコン2台設置、ブラインド越しではありますが窓もございます。心リハ中も換気を行います。

  • 対策.2

    出入口に手指用アルコール消毒液を設置致しました。

  • 対策.3

    一般スポーツジムと異なり心リハは時間毎に少人数総入替(クール)制で行います。1クールの間、マシン・椅子は個人の専用としてご使用頂けます。マシン・椅子の間隔は1~2mを確保致しました。

  • 対策.4

    マシンのハンドルには、患者さんごとに使い捨てのビニール袋を使用致します。

  • 対策.5

    激しい息切れが生じるような負荷はかけませんが、マスクの着用をお願いしています。

  • 対策.6

    総入替えの間に十分な換気と、消毒液によるマシン・椅子・手すり等の拭き取りを行います。

ご負担額

窓口でご負担頂く額
1割負担の方 650円/回**
2割負担の方 1,300円/回**
3割負担の方 1,950円/回**

**おおよその額となります。お薬の処方や他検査などのお支払いは含まれておりません。

一般のスポーツクラブに、
月4回(週1回)通われた場合
会費 約9,000円/月 ÷ 4回 = 2,250円/回

月8回(週2回)通われた場合
会費 約9,000円/月 ÷ 8回 = 1,125円/回

心臓病になってから動くのが怖いと自信を無くされている方
自分は心臓リハビリテーションを受けられるのだろうか?
運動した方が良いと言われているけど、具体的にどうしたらよいのだろうか?
などお悩みの方、見学のみも可能です。

まずはお気軽に愛北ハートクリニックスタッフ、もしくは0586-81-0555まで