診療体制(外来部門)について

2023年01月05日

当院の診療部門は大きく分けますと外来部門、入院部門、往診(在宅医療)部門の三つの部門がございます。本日のブログでは、当院の現在の外来部門の診療体制についてご案内させて頂きます。

外来部門においては、胸痛・胸の違和感・動悸・息切れ・むくみ・血圧が高い・健診の心電図異常などを主訴とする患者さんが受診されることが多く、循環器専門医、不整脈専門医、心血管カテーテル治療専門医が診察を担当し、高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、心不全などの心臓疾患の診断と治療をさせて頂いております。
専門的な検査が迅速に実施できるよう診療所としてはかなり充実した医療機器を導入しております。院内採血検査、心電図、ホルター(24時間)心電図、心臓超音波検査、動脈硬化度(血管年齢)検査、心臓・冠動脈CT検査、簡易睡眠時無呼吸検査などがスムーズに実施可能な体制を整えております。
専門的な用語が並んで分かりにくくなってしまいましたが、ここまでをまとめますと当院は心臓・循環器系の疾患を迅速かつ正確に診断することを得意としております。

心臓カテーテル治療後、冠動脈バイパス術後、アブレーション治療後、ペースメーカ移植術後などの心臓・循環器系の疾患ついては継続的なフォローアップ・管理がとても重要となってきます。基幹総合病院にて緊急で治療を受けられた患者さんが、当院の外来へ逆紹介されてフォローアップをさせて頂くことも多くあります。抗血小板薬、抗凝固薬、抗不整脈薬などの内服薬調整からペースメーカの調整・管理(遠隔モニタリングを含む)も当院の得意分野となります。

心臓疾患の再発予防をすることも重要と考えており、外来での心臓リハビリテーションにもかなり力を注いております。定期的に心臓リハビリテーションを実施されている患者さんは、心臓疾患の再発が少ないだけでなく、足腰の筋力もしっかりとして日常生活をより快適に過ごされているような印象を受けております。

当院の循環器を専門とする診療体制にて患者さんのお役に立てるよう引き続きスタッフ一同精進して参ります。心臓のことでお困りでしたら何でもお気軽にご相談ください。

愛北ハートクリニック
院長 吉田 直樹