診療体制(往診部門)について
2023年01月10日
本日のブログでは、医療法人あいほくの現在の往診(在宅医療)部門の診療体制についてご案内させて頂きます。
当法人は、愛北ハートクリニック(一宮市)と愛北ハートクリニック在宅稲沢(稲沢市)の2つの機能強化型在宅療養支援診療所が連携して幅広い疾患の患者さんに在宅医療を行っております。現在約200名の患者さんの往診をさせて頂いております。訪問診療の範囲は一宮市、稲沢市、江南市、岩倉市、扶桑町、大口町、小牧市、北名古屋市の以下の図の範囲となります。
往診(在宅医療)で受けられる医療を以下にご案内いたします。
・心筋梗塞、狭心症、心不全、不整脈、脳卒中後などの継続的加療
(慢性心不全の患者さんに在宅酸素を導入することも可能で、ご自宅にてある程度の心不全治療が可能となります)
・心臓ペースメーカ、両心室ペーシング(CRT)、植込み型除細動器(ICD)植込後の管理
(遠隔モニタリングを積極的に使用していますが、必要があれば往診でのペースメーカチェック・調整も実施しております)
・高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の継続的加療
・認知症、パーキンソン病、ALSなどの神経疾患の継続的加療
・末期がんおよび慢性疾患の終末期における緩和ケア(在宅緩和ケア充実診療所です)
・新型コロナウイルス感染症、インフルエンザの診断と治療(ご自宅で抗原検査を実施します)
管理可能な項目と処置について以下にご案内いたします。
♦呼吸管理
・酸素療法
・気管切開後の気管カニューレ管理
・人工呼吸器管理
・気管内吸引など
♦栄養管理
・中心静脈栄養
・胃瘻・NGチューブによる経腸栄養など
♦排泄管理
・導尿
・尿カテーテル、腎瘻管理
・浣腸、摘便
・人工肛門(ストマ)管理など
♦その他の処置など
・薬剤の点滴、注射
・血液・尿検査
・超音波検査、心電図
・床ずれ(褥瘡)、創傷の処置
・胸水、腹水穿刺ドレナージなど
往診(在宅医療)の患者さんは、24時間365日対応させて頂きます。必要時は医師が緊急往診をいたします。在宅医療を受けられている患者さんがご自宅での療養が困難となった場合には、愛北ハートクリニック(一宮)または近隣の病院へ入院することも可能ですのでご安心ください。
当院の往診(在宅医療)にて、患者さんが24時間365日を安心してご自宅で療養いただけるように精一杯対応させて頂きます。往診(在宅医療)の導入につきましてはお気軽にご相談・ご依頼ください。
愛北ハートクリニック
院長 吉田 直樹