あいほく在宅ケアセンター
2つの機能強化型在宅療養支援診療所はこのたび機能統合し、
あいほく在宅ケアセンターを設立いたしました。
※機能強化型在宅療養支援診療所かつ有床診療所でもある当院が、
日常の訪問からレスパイトを含めた急な入院対応まで
総合的に在宅医療をサポートします
※常勤医師数、緊急往診実績、在宅でのお看取り実績等、
厳しい施設基準を満たしたクリニックです。
医師
- ●通院が大変
- ●入院生活が合わない
- ●とにかく自宅に居たい
そんなあなたのためにご自宅に医療をお届けします。
Q and A 〜在宅医療ってどんなもの?〜
- 私は在宅医療を受けることが出来ますか?
- 1人での通院が困難な方(例 認知症、長い距離歩けない、手足が不自由など)はどなたでも在宅医療を受けることが出来ます。愛北ハートクリニックは車で30分程度の範囲を訪問診療致します(下図)。範囲内の方、交通費は当院負担となります。
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- 酸素や尿の管があるのですが、自宅での療養は可能ですか?
- 問題ありません。医療機関内で行われている入院治療・外来治療はほぼ全てが在宅診療で可能です。在宅医療で受けられる医療の例はこちら
残念ながら、大がかりな装置が必要な手術や検査はご自宅では行えません。必要時は適切な連携病院に受診・入院の手配を致します。 -
- ガンや難治性疾患の末期と診断されているのですが、大丈夫ですか?
- 大丈夫です。残された時間をご自宅で過ごすお手伝いを致します。息苦しい、痛いなどの自覚症状が突然出現しても、24時間365日対応し適切な治療を追加します。お看取りまでご本人に苦痛がないようにさせて頂くのはもちろんですが、ご家族や介護者があわてないよう、然るべきタイミングで息を引き取る前に起きる事象や、対処法をわかりやすく説明いたします。お亡くなりになられた後の届出等、手続きに関しても説明いたします。
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- 自宅療養は家族への負担が増えますか?独居でも自宅療養は可能ですか?
- ご家族などの介護される方には自宅療養にご協力頂く事になりますが、医療保険制度、介護保険制度による訪問看護、訪問介護、必要器具のレンタル、デイサービス、ショートステイ等々を活用し、ご家族・介護者への負担を極力減らす提案を致します。昨今、介護保険制度の充実にて独居の方でも自宅療養が可能となっています。
まずは、お問合せ・ご相談下さい
在宅医療で受けられる医療の例
・心筋梗塞、狭心症、心不全、不整脈、脳卒中後などの継続的加療
・高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の継続的加療
・認知症、パーキンソン病などの継続的加療
・ホスピスケア(在宅緩和ケア充実診療所)
◎呼吸管理
・酸素療法 ・気管切開後の気管カニューレ管理 ・人工呼吸器管理 ・気管内吸引 など
◎栄養管理
・中心静脈栄養 ・胃ろうによる経腸栄養 など
◎排泄管理
・導尿 ・尿カテーテル、腎瘻管理 ・浣腸、摘便 ・人工肛門(ストマ)管理 など
◎その他の処置など
・薬剤の点滴、注射 ・血液、尿検査 ・超音波検査、心電図
・床ずれ(褥瘡)、創傷の処置 ・胸水、腹水穿刺ドレナージ など
在宅医療の具体的な流れ
ご自宅で療養されている方は、当院に直接ご連絡頂くか、ケアマネージャーさんにご相談ください。入院中の方は各病院の地域医療連携室、ケースワーカーさんにご相談ください。
在宅医療をご希望の患者さんがおみえになる場合や、当院在宅医療体制に関するご質問は
までご連絡頂き、「在宅医療の相談です。」とお伝え下さい。
担当看護師にて対応させて頂きますので、
外来診療時間中でもお気軽にお問い合わせ下さい。
お支払いについて
下表は、月2回の定期訪問診療および、24時間365日体制に対する1か月あたりの標準的な負担金額です。あとから申請頂くと負担上限額を超えた額が払い戻されます。
対象 | 負担割合 | 標準負担額 | 負担上限額 |
---|---|---|---|
70歳以上の方 | 1割 | 約8,000円 | 18,000円 |
2割 | 約14,000円 | 18,000円 | |
3割 | 約24,000円 | 所得に応じて変わります | |
一般の方 | 3割 | 約24,000円 | 高額療養費による返還あり |
・お薬は院外処方となります。薬剤費は別途必要となります。
・オムツや精製水等、実費負担頂くものは含まれておりません。
・介護保険をご利用の方は、居宅療養管理指導料が必要となります。
お薬の処方について
また配達に対応している調剤薬局もございます(調剤薬局にお問い合わせ下さい)。
定期訪問診療の予約について
月2回以上、定期的にご自宅にうかがい診療します。予約は日付指定(午前9:00~午後5:00頃までにおうかがいします)とさせて頂いております。時間指定は対応しておりません。病院を受診される場合、時間指定があっても患者さん、付添いの方も病院内での待ち時間が負担となります。在宅医療では時間指定はありませんが、訪問当日の朝(9:00頃)におおよその時間をお電話にてお伝えします。予約日は家事、身の回りのこと、ご自宅で出来る仕事などをしながらご自宅でのんびりお過ごしください。
付添いの方がみえなくても訪問診療は可能です。我々へのご質問をご記入頂いたり、診療内容を記録させて頂く交換ノートをお渡しします。
緊急往診について
定期的な在宅医療を受けて頂いている方には、24時間365日対応可能な連絡先をお伝えします。発熱などの急な体調不良、どうしたらよいか分からない、などの場合はまずお電話ください。必要に応じて医師が緊急往診にうかがいますので安心です。
在宅医療にて対応が難しい場合
大がかりな設備を用いた検査・手術が必要となった時や、専門的治療、入院が好ましい状態となった場合は、ご相談のうえ、当院または適切な連携医療機関への受診・入院を手配いたします。
病院から退院して、ご自宅で療養される方
医療機関への送り迎えなど、ご家族・介護者の負担を減らしたい方
ガンや難病にてご自宅での療養を望まれる方